2018-02-23 第196回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
ただ、消費税悪玉論というのを野田前総理は言われて、経済財政諮問会議、二月二十日に開かれて、需要変動を平準化するんだという総理の御下命があったというお話がありましたけれども、やはり経済は生き物だということで、私ども日本維新は、身を切る改革が先で、消費税は凍結というようなことで選挙を戦わせていただきました。
ただ、消費税悪玉論というのを野田前総理は言われて、経済財政諮問会議、二月二十日に開かれて、需要変動を平準化するんだという総理の御下命があったというお話がありましたけれども、やはり経済は生き物だということで、私ども日本維新は、身を切る改革が先で、消費税は凍結というようなことで選挙を戦わせていただきました。
こういう心配をせざるを得ないのは、どうしても、消費税悪玉論というのが日本社会で根強いですよね。消費税を引き上げたことが景気低迷の主因であると、毎回、消費税を上げるたびに言われますよね。それはもう竹下内閣の導入のとき、三%引き上げたときもそうだったし、過去、いろいろなそういう節目節目で、消費税悪玉論、必要以上に景気の足を引っ張るという話が私は強過ぎるというふうに思っています。 何だってそうです。
これが、先ほどから、過去からたどってきた消費税悪玉論の今も現存している一つのエピソードだと思うんですね。 私は、官邸のブレーンの中には、金融政策一辺倒で何でもやろうとしたという人が結構いて、その人たちが限界に気づき始めたんだけれども、その動きの右往左往がみっともないですね。一人は、今申し上げたように消費税のせいにする。もう一人は、シムズの理論を聞いて目からうろこが落ちたと。